マカはアンデスの伝承食品
マカは海抜4000-4500mのアンデス高原地帯に育つアブラナ科植物です。インカ帝国時代前のナスカの文明のころより食されたと伝えられるアンデスの伝承食品であり、収穫量の少なさから貴重な食物として珍重されてきました。 マカは古代インカ帝国の時代には貴族の食べ物として珍重され、戦士への褒美として使われていたと伝えられます。欧米でマカの研究が盛んになったのは、栄養価の高さとその作用に着目されたためです。マカには老若男女を問わず必要な栄養素であるタンパク質、ビタミン、カルシウム、鉄、銅などの各種ミネラル・アミノ酸が数多く含まれています。特に活性力を高める作用のあるヨード、亜鉛、アスパラギン、アルギニン、ビタミンEなどが含まれています。マカの栽培地での気候は、年間平均気温が7度以下、夜は零下10度という極度に厳しい自然環境です。そのため、マカは霜などの冷害、干ばつといった悪条件を生き延びるために、土壌の養分を蓄え、生命力豊かに育っていきます。マカの産地アンデス地方では特に男性に重宝されてきました。